子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき 読了

いつもの学校での”安楽椅子探偵”ではなく,一歩外に出て怪しい事件を解決する話.
鏡,言葉,言語,文 など色々なモチーフについての作者の鋭い考察が示唆に富んでいて見所の一つ.
特に,「鏡の国のアリス」を例示に使った話は興味深く,さすがといったところ.
ライトノベルで本格的なミステリーをやっている唯一無二の存在.

あと帯詐欺気味なのが笑 ダルデレ仙波ちゃんがデレる日は果たしてくるのだろうか?

とりあえず今後も目が離せなさそうである.