僕の妹は漢字が読める2 読了

僕の妹は漢字が読める2 (HJ文庫)

僕の妹は漢字が読める2 (HJ文庫)

2巻も相変わらずオオダイラ・ガイ大先生の破天荒なキャラ・言動・文章が光っていた.
著者・読者・文学の三者の関係を”文学”というアーキテクチャのあり方に押し込めて語っている……ように見える今作だが,2巻はそこから少し踏み込んで,創作をする人と,そのそばにいる人(時に良き理解者,時に痛烈な批判者だったりする)に焦点が当たっていたように思う.
そして”時を超えて文学は伝わる”も少し踏み込んで,”伝わった文学の成り立ち・その影響”も前作より詳しく語られていた.興味深し.

え? それ以外? 「良書にはおぱんちゅが宿る。」は伊達ではなかったとだけ言っておこう.

ところで最後のアレ,解読できた人いるの?