俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?3 感想&考察

何回もヒロイン……いや世界というべきか……を救いすぎて心身ともにものすごいスピードで成長していく主人公が見所といったところか.
今回はその”自覚”に焦点が当たっていた.
誰かに迷惑をかけることはすなわち,自分も迷惑をかけること.その主体がこちらなのかあちらなのかで身の振り方が変わってくる.
自分が孤独ならば誰にも迷惑をかけないが,それを周りがほおって置くかどうかは別問題なのだろう.
彼が今回自覚し,ヒロインたちと”共有した”概念は青春小説ならではのスパイスだ.
クサい,だがそれがいい
次回もどんなヒロイン,世界を救って,なにを得ていくのだろうか.楽しみである.