アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 感想&考察
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)
- 作者: 榊一郎,ゆーげん
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1巻での疑問がしっかり2巻では解説・考察・喧伝されていた.
オタクの種,というものがいかなる土壌でいかに芽吹き,花開き,更なる種を撒き散らすのか.
榊先生なりの考察によって,しっかりと描かれたその様をみて読者も唸る,という構図がしっかりメッセージとして込められたストーリーだと思う.
ヲタク業界,ひいてはサブカルチャーに惹かれたものは,いつまでも子供ではいけない,と横殴りにされたような衝撃が走った.
乾いた土壌は,貪欲に水と種を受け入れる.
それがいかなる結果をもたらすのか,ますます眼が離せなくなったといえる.
あまりヲタクを舐めないほうが良い.爽快だ.
最後に,ゆーげん絵師のイラストは神.ケモノっ娘が追加されてサブキャラクターも魅力が更に増した.