アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 感想&考察

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)

進撃の2巻.
1巻での疑問がしっかり2巻では解説・考察・喧伝されていた.
オタクの種,というものがいかなる土壌でいかに芽吹き花開き,更なる種を撒き散らすのか.
榊先生なりの考察によって,しっかりと描かれたその様をみて読者も唸る,という構図がしっかりメッセージとして込められたストーリーだと思う.
ヲタク業界,ひいてはサブカルチャーに惹かれたものは,いつまでも子供ではいけない,と横殴りにされたような衝撃が走った.

乾いた土壌は,貪欲に水と種を受け入れる.
それがいかなる結果をもたらすのか,ますます眼が離せなくなったといえる.

あまりヲタクを舐めないほうが良い.爽快だ.

最後に,ゆーげん絵師のイラストは神.ケモノっ娘が追加されてサブキャラクターも魅力が更に増した.