豚は飛んでもただの豚? 感想&考察 7.86pt

豚は飛んでもただの豚? (MF文庫J)

豚は飛んでもただの豚? (MF文庫J)

ほんわか.メディアファクトリーの青春モノに力を入れておきたい感じが物凄く出ていた.
特に,「恋の病」というか,初めての未知の存在である「恋愛感情」が初心な男の子の心をかき乱すさまが非常にリアリティーが会って好感がもてる.ヒロイン達が三つ子で他にも豚さんやら魅力的なキャラクターがいっぱい.
帯にあるポンコツストーリーというのも妙アリ.
会話文主体であることが現在のライトノベルアイデンティティーであるかのように語られるフシがあるが,この作品を読むことで少し説得力を感じるかもしれない.テンポよく掛け合う会話がしっかりと”世界を描写”していることが解る.
次回は長女や末女にもっとスポットライトを当てて欲しい.次女の「失恋」も気になるところである.

新作だけにつけるランク↓
【ラノワードランク MAXは10】

  • キャラ    8
  • イラスト   9
  • シチュ    6
  • 性癖     6
  • 読後感    8
  • ストーリー  8
  • 特別枠:しみじみぽんこつストーリー 10  

合計 7.86