ペイルライダー 感想&考察 8.57pt
- 作者: 江波光則,しばの番茶
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 文庫
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ストレンジボイスも,パニッシュメントも,思春期の黒々しいドグマを彼らのディスコミュニケーションを通して描いているわけだが,ペイルライダーの凄さはそれぞれの作品とも全く違う独立した蓋然性,必然性をもって物事が進むこと.そしてそれは全くストレスではない.
エピソードのつなぎが全くストレスでないのにもかかわらず,起こっていることはストレスフルとしか言いようがない.それが恐ろしくもあり,フィクションの魅力である.
そしてヒロイン……こういうキャラが大好きになってしまった自分の感性はもう若くはないのだなと本気で感じる.
まぁ,ラブコメ……だったんじゃないかな笑?
満を持しておすすめしたい.しかし”素人にはお薦め出来ない”まさにそんな感じ.
ガガガ文庫はこうでなきゃな.
新作だけにつけるランク↓
【ラノワードランク MAXは10】
- キャラ 9
- イラスト 6
- シチュ 9
- 性癖 9(NTR的な何かは覚悟しておいてくれ)
- 読後感 8
- ストーリー 9
- 特別枠:こんな学校で過ごしたら頭おかしくなるわ 10
合計 8.57