生徒会探偵キリカ1 感想&考察 7.86pt
- 作者: 杉井光,ぽんかん(8)
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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序盤〜中盤にかけての生徒会モノのお約束「予算編成」要素をしっかり消化しながらの世界観導入.さらに事件から探偵から推理からといったエピソードの流れをしっかり意識した展開は非常にストレスレスな読感を感じた.
そして終盤の青春ドラマ.ある種狙い過ぎと言われるかもしれないが,やはり学園モノにおいて「自立」をテーマの主軸に押さえるエピソードはなくてはならないし,主人公とヒロインの立ち位置・心情の変化を楽しむ上での極上のスパイスがいくつも用意されていると来ては,やはり味わわずにはいられないだろう.
2巻も楽しみにしている.ミステリーに関してはもっと本格的なトリックでもいいのよ.
新作だけにつけるランク↓
【ラノワードランク MAXは10】
- キャラ 8
- イラスト 7
- シチュ 9
- 性癖 6
- 読後感 7
- ストーリー 8
- 特別枠:生徒会でドタバタとか私も経験したかったよ 10
7合計 7.86