覇道鋼鉄テッカイオー 感想&考察 8.00pt

スペースオペラ×武侠小説×スーパーロボットモノという余りにもニッチな層を突いた作品.
特に武侠小説について,私は金庸先生の大ファンなので感慨深かった.
というか,金庸小説を少しでも齧ったことのある人はニヤニヤしたり,おいおいそりゃないだろと突っ込んだりと飽きない作りになっている.もちろん読んでいない人も楽しめるが.
ただ,”童貞である”ということがネセサリーであるを今後どのようにとして物語に絡めていくか,ということを真摯に向き合う必要があると感じた.
ちなみに金庸作品で最もオススメなのは当然ながらあとがきでも登場した,『秘曲 笑傲江湖』である.
秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

非常に長い作品なので結構読むのがきついが,超絶オススメ.
というかこの作品のエッセンスは殆ど笑傲江湖に出てくるといっても過言ではない.

武侠小説はもっと流行っていいと本気で思っているので,ライトノベル作家さん達に期待したい.
むろん,武林クロスロードやDRAGON BUSTERは普通に良い.(前者は覚悟を持って読むことをお勧めする)

武林クロスロード (ガガガ文庫)

武林クロスロード (ガガガ文庫)

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

新作だけにつけるランク(10段階になった)↓
【ラノワードランク MAXは10】

  • キャラ    8
  • イラスト   7
  • シチュ    9
  • 性癖     7
  • 読後感    7
  • ストーリー  8
  • 特別枠:武侠小説最高! 10  

合計 8.00


長くなってしまった. おわりここ